フリーアナウンサーの大下香奈さんが、TBS系列のローカル局「あいテレビ」に対してセクハラ被害を訴え、4111万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。
問題となったのは、2016年から2022年まで放送されていた深夜バラエティ番組「鶴ツル」での出来事で、番組内での継続的な性的ハラスメント行為や、放送編集による名誉毀損が訴えの中心となっています。
この記事では、大下香奈アナが受けたセクハラ被害や訴訟の経緯、4111万円もの損害賠償が認められるのか
大下香奈アナが鶴ツルの片岡鶴太郎や福村俊弘を提訴!あいテレビにセクハラ訴訟!

引用:X
フリーアナウンサーの大下香奈さんは、TBS系列のローカル局「あいテレビ」に対してセクハラ被害を訴え、4111万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。
問題となったのは、2016年から2022年まで放送されていた深夜バラエティ番組「鶴ツル」での出来事で、番組内での継続的な性的ハラスメント行為や、放送編集による名誉毀損が訴えの中心となっています。
『鶴ツル』は2016年4月に放送スタートし、2022年3月に終了しています。
片岡鶴太郎、フリーアナウンサーの大下香奈アナ、地元の現役住職である福村俊弘氏の3人がお酒を飲みながらトークを繰り広げ、「ちょっと大人の夜」をコンセプトにしていた番組でした。
さらに編集時には「床上手」「S」といったテロップが挿入され、公共の電波を通じて名誉が侵害されたと訴えているようです。
局側に改善を申し入れたものの状況は変わらず、精神的・身体的な苦痛を受けたとされています。
2023年のBPOでは大下香奈アナのセクハラ訴えは却下

引用:X
大下香奈アナは、番組内での他の出演者からの性的な発言や下ネタによって羞恥心を抱かされ、放送によってイメージが損なわれたと主張しました。
また局側に改善を申し入れたものの状況は変わらなかったことから、大下香奈アナは不眠や過食、嘔吐、突発性難聴などの健康被害を訴えています。
しかし、BPOは、これらの言動が番組内に限られており、視聴者に見られることを意識したやりとりであるため、通常のセクハラの判断基準とは異なると説明しました。
また、申立人が番組プロデューサーに悩みを打ち明けた後、問題視された部分は放送されなかったことも考慮され、最終的に人格の尊厳を否定するような言動があったとまでは言えないとの結論に至りました。
ただし、BPOは放送局の環境整備やジェンダー配慮の必要性について強く要望を出し、今後の改善を求めていました。
大下香奈アナは勝訴できる?4111万円の損害賠償は?
大下香奈アナの勝訴の可能性については、裁判の進行や証拠の提出状況によって変わるため、現時点では確定的な予測は難しいですが、以下のポイントが争点となりそうです。
- 証拠の強さ: 大下香奈アナが受けたとされるセクハラ行為の証拠(録音、映像、証言など)がどれほど明確かが重要です。
- BPOの判断: 2023年にBPOが「放送倫理上の問題はあるとまでは言えない」と判断したことが、裁判に影響を与える可能性があります。
- 精神的・身体的被害の証明: 大下アナが訴えている健康被害(不眠、過食、嘔吐、突発性難聴など)が、番組でのハラスメントによるものだと医学的に証明できるかどうかもポイントです。
裁判所はBPOの判断を参考にすることはありますが、独自に証拠や証言をもとに事実認定を行うため、今後の審理次第では損害賠償が認められる可能性もあります。

セクハラだめ絶対!
この訴訟はメディア業界全体に影響を与える可能性があるため、今後の展開に注目ですね。
大下香奈アナのプロフィールと現在の活動は?
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 大下 香奈(おおした かな) |
生年月日 | 1977年11月24日(47歳) |
出身地 | 愛媛県今治市 |
学歴 | 松山大学卒業 |
血液型 | A型 |
職業 | フリーアナウンサー、歌手 |
所属事務所 | オフィス亜都夢 |
過去の所属 | NHK松山放送局(契約キャスター)、テレビ愛媛(アナウンサー) |
活動期間 | 2001年~現在 |
趣味・資格 | 温泉巡り、ゴルフ、歌、温泉ソムリエマスター、秘書検定2級、英語検定2級、漢字検定2級 |
音楽活動 | 2006年「涙にかえてほほえみを」でCDデビュー |
現在の活動
また、2020年7月12日のディナーショー以降、歌手活動も行っていない可能性があります。
レギュラー番組もすべて終了しており、現在は公の場での活動が確認されていません。



仕事ができない状態なのかな…
心配だね
一方、大下香奈アナは、2025年6月6日に東京地裁へ提訴しました。
彼女は、TBS系列のローカル局「あいテレビ」での番組出演中に受けたセクハラ被害を理由に、約4111万円の損害賠償を求めています。
この訴訟の今後にも注目していきたいと思います。
コメント