環境計量士 第76回 環化 問題25|分子結晶【過去問解説】

この記事では、環境計量士試験の過去問について、問題文・解答・解説を掲載しています。

過去問のPDFは、経済産業省などの公式ページで公開されている資料をもとに確認し、学習しやすいように1問ずつ解説しています。

なお、問題文の表記はできるだけ原文に沿っていますが、学習しやすさを重視して一部レイアウトを整えている場合があります。

正確な出題内容を確認したい場合は、公式に公開されているPDFもあわせて確認してください。

目次

環境計量士 第76回 環化 問題25

問25 次の物質のうち、分子結晶であるものを一つ選べ。

1 塩化ナトリウム

2 ナフタレン

3 けい素

4 ダイヤモンド

5 硝酸カリウム

解答

解答:2

分子結晶とは、分子どうしが分子間力によって規則正しく並んでできた結晶のことです。

分子そのものは共有結合でできていますが、分子と分子の間は比較的弱い力で結びついています。

そのため、分子結晶には一般に、

融点が比較的低い
やわらかいものが多い
電気を通しにくい

という特徴があります。


2 ナフタレン は、分子式 C₁₀H₈ で表される有機化合物です。

ナフタレン分子どうしが分子間力で集まって結晶をつくっているため、分子結晶に分類されます。

したがって、正しいものは 2 ナフタレン です。


他の選択肢を確認すると、

1 塩化ナトリウム
Na⁺ と Cl⁻ が静電気的な力で結びついた イオン結晶 です。

3 けい素
原子どうしが共有結合で立体的につながった 共有結合の結晶 です。

4 ダイヤモンド
炭素原子どうしが共有結合で立体的につながった 共有結合の結晶 です。

5 硝酸カリウム
K⁺ と NO₃⁻ からなる イオン結晶 です。

よって、分子結晶であるものは 2 ナフタレン です。

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