環境計量士 第76回 環音 問題7|オクターブバンド分析【過去問解説】

76回環音問題7

この記事では、環境計量士試験の過去問について、問題文・解答・解説を掲載しています。

過去問のPDFは、経済産業省などの公式ページで公開されている資料をもとに確認し、学習しやすいように1問ずつ解説しています。

なお、問題文の表記はできるだけ原文に沿っていますが、学習しやすさを重視して一部レイアウトを整えている場合があります。

正確な出題内容を確認したい場合は、公式に公開されているPDFもあわせて確認してください。

目次

環境計量士 第76回 環音 問題7

問7 ある騒音をオクターブバンド分析したところ、下表のような結果が得られた。この騒音の騒音レベルは何 dB か。次の中から最も近い数値を一つ選べ。

オクターブバンド中心周波数[Hz]125250500100020004000
オクターブバンド音圧レベル[dB]858879737260

1 67

2 72

3 77

4 82

5 87

解答

解答は4です。

騒音レベルを求めるには、各オクターブバンドの音圧レベルにA特性補正値を加え、補正後の値をエネルギー合成します。

各中心周波数に対するA特性補正値は、次のとおりです。

中心周波数[Hz]音圧レベル[dB]A特性補正値[dB]補正後のレベル[dB]
12585−16.168.9
25088−8.679.4
50079−3.275.8
100073073.0
200072+1.273.2
400060+1.061.0

騒音レベルは、これらの補正後の値を単純に足すのではなく、次式によってエネルギー合成します。

LA=10log10(1068.9/10+1079.4/10+1075.8/10+1073.0/10+1073.2/10+1061.0/10)L_A=10\log_{10} \left( 10^{68.9/10} +10^{79.4/10} +10^{75.8/10} +10^{73.0/10} +10^{73.2/10} +10^{61.0/10} \right)

計算すると、LA82.4 dBL_A\approx82.4\ \mathrm{dB}LA​≈82.4 dB

となります。選択肢の中で最も近い数値は82dBであるため、解答は4です。

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