環境計量士 第76回 環化 問題21|完全燃焼【過去問解説】

この記事では、環境計量士試験の過去問について、問題文・解答・解説を掲載しています。

過去問のPDFは、経済産業省などの公式ページで公開されている資料をもとに確認し、学習しやすいように1問ずつ解説しています。

なお、問題文の表記はできるだけ原文に沿っていますが、学習しやすさを重視して一部レイアウトを整えている場合があります。

正確な出題内容を確認したい場合は、公式に公開されているPDFもあわせて確認してください。

目次

環境計量士 第76回 環化 問題21

問21 (ア)〜(エ)の気体を完全燃焼したときに生成する水の物質量が多い順番として、正しいものを 1〜5 の中から一つ選べ。

(ア) 6 mol のメタン

(イ) 3 mol のエタン

(ウ) 2 mol のプロペン(プロピレン)

(エ) 3 mol のアセチレン

1 (ア)>(イ)>(ウ)>(エ)

2 (イ)>(ア)>(ウ)>(エ)

3 (ウ)>(ア)>(エ)>(イ)

4 (ウ)>(イ)>(エ)>(ア)

5 (エ)>(ウ)>(ア)>(イ)

解答

解答:1

この問題は、各気体を完全燃焼したときに、水 H₂O が何 mol できるかを比べる問題です。

炭化水素の完全燃焼では、炭素 C は CO₂ に、水素 H は H₂O になります。

つまり、水の生成量を比べるときは、各物質に含まれる 水素原子の数に注目します。

水素原子 2 個から、水 H₂O が 1 個できます。


(ア)6 mol のメタン

メタンの分子式は、

CH₄

です。

1 mol のメタンには、水素原子が 4 mol 分あります。

水 H₂O 1 mol をつくるには水素原子が 2 mol 必要なので、メタン 1 mol からは、

4 ÷ 2 = 2 mol

の水ができます。

したがって、6 mol のメタンからできる水は、

6 × 2 = 12 mol

です。


(イ)3 mol のエタン

エタンの分子式は、

C₂H₆

です。

エタン 1 mol からできる水は、

6 ÷ 2 = 3 mol

です。

したがって、3 mol のエタンからできる水は、

3 × 3 = 9 mol

です。


(ウ)2 mol のプロペン(プロピレン)

プロペンの分子式は、

C₃H₆

です。

プロペン 1 mol からできる水は、

6 ÷ 2 = 3 mol

です。

したがって、2 mol のプロペンからできる水は、

2 × 3 = 6 mol

です。


(エ)3 mol のアセチレン

アセチレンの分子式は、

C₂H₂

です。

アセチレン 1 mol からできる水は、

2 ÷ 2 = 1 mol

です。

したがって、3 mol のアセチレンからできる水は、

3 × 1 = 3 mol

です。


生成する水の物質量を多い順に並べると、

(ア)12 mol >(イ)9 mol >(ウ)6 mol >(エ)3 mol

となります。

よって、正しい順番は、

(ア)>(イ)>(ウ)>(エ)

です。

したがって、解答は 1 です。

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