環境計量士 第76回 環濃 問題16|自動計測器による測定方法【過去問解説】

環境計量士第76回(環濃)問題16

この記事では、環境計量士試験の過去問について、問題文・解答・解説を掲載しています。

過去問のPDFは、経済産業省などの公式ページで公開されている資料をもとに確認し、学習しやすいように1問ずつ解説しています。

なお、問題文の表記はできるだけ原文に沿っていますが、学習しやすさを重視して一部レイアウトを整えている場合があります。

正確な出題内容を確認したい場合は、公式に公開されているPDFもあわせて確認してください。

目次

環境計量士 第76回 環濃 問題16

問16 「JIS B 7989 排ガス中の揮発性有機化合物(VOC)の自動計測器による測定方法」に規定されている測定方法に関する次の記述について、下線を付した(ア)~(ウ)の正誤の組合せとして、正しいものを一つ選べ。

排出口から排ガスを容器に(ア)吸引採取した後に、容器中の試料ガスを計測器に導入して VOC 濃度を測定する方法で、容器に(イ)捕集バッグを用いる。試料ガス中の VOC 濃度が計測器の測定範囲を超える場合は、測定範囲内の濃度となるように(ウ)希釈した後に、測定する。

番号(ア)(イ)(ウ)
1
2
3
4
5

解答

正しい答えは 4 です。

つまり、
(ア)吸引採取
(イ)捕集バッグ
(ウ)希釈
はいずれも正しい記述です。

この問題は、排ガス中のVOCを自動計測器で測定する方法についての内容です。

VOCとは、揮発性有機化合物のことです。
排ガス中に含まれるVOC濃度を測定する場合、排出口から直接計測器に導入する方法だけでなく、いったん試料ガスを容器に採取し、その後に計測器へ導入して測定する方法があります。

(ア)の吸引採取は正しいです。
排出口から排ガスを容器に採取する際、ポンプなどを用いて試料ガスを吸引して採取します。したがって、「吸引採取した後に」という記述は正しいです。

(イ)の捕集バッグも正しいです。
試料ガスを一時的に採取・保存する容器として、捕集バッグを用いることがあります。捕集バッグに排ガスを採取し、そのバッグ中の試料ガスを計測器へ導入してVOC濃度を測定します。

(ウ)の希釈も正しいです。
試料ガス中のVOC濃度が計測器の測定範囲を超えている場合、そのままでは正確に測定できません。そこで、測定範囲内に入るように試料ガスを希釈してから測定します。

したがって、
(ア)正
(イ)正
(ウ)正

となるため、正解は 4 です。

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