環境計量士 第76回 環濃 問題25|大気中の浮遊粒子状物質自動計測器【過去問解説】

環境計量士第76回(環濃)問題25

この記事では、環境計量士試験の過去問について、問題文・解答・解説を掲載しています。

過去問のPDFは、経済産業省などの公式ページで公開されている資料をもとに確認し、学習しやすいように1問ずつ解説しています。

なお、問題文の表記はできるだけ原文に沿っていますが、学習しやすさを重視して一部レイアウトを整えている場合があります。

正確な出題内容を確認したい場合は、公式に公開されているPDFもあわせて確認してください。

目次

環境計量士 第76回 環濃 問題25

問25 「JIS B 7954 大気中の浮遊粒子状物質自動計測器」に規定されている検出器または検出部の一部として使用されていないものを、次の中から一つ選べ。

1 半導体検出器

2 水晶振動子

3 質量分析計

4 円すい状振動子

5 シンチレーション検出器

解答

正しい答えは 3 質量分析計 です。

この問題は、大気中の浮遊粒子状物質自動計測器で使われる検出器・検出部について問う問題です。

浮遊粒子状物質の自動計測器では、粒子の質量濃度を連続的または自動的に測定するため、いくつかの測定方式があります。

たとえば、代表的なものとして、ろ紙などに捕集した粒子に放射線を当て、その透過・吸収の変化から粒子の質量を求める方式があります。
このような方式では、半導体検出器シンチレーション検出器が検出部として使われます。

また、粒子が付着することで振動数が変化する性質を利用する方式もあります。
この場合、水晶振動子円すい状振動子などが検出部の一部として使われます。

一方、質量分析計は、物質をイオン化して質量電荷比ごとに分離・検出する装置です。
これはGC-MSやICP-MSなどで用いられる分析装置であり、浮遊粒子状物質自動計測器の検出器または検出部の一部として使用されるものではありません。

したがって、使用されていないものは 3 質量分析計 です。

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